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家具の選び方

Vol.01「材料を選ぶ なぜパイン材なのか」

答え

木で作る家具

家具を製作するには材料が必要です。今現在様々な材料があり家具を構成しています。 代表的なものを挙げると・・木材、竹、鉄、アルミ、ランバーコア合板、MDF、パーティクルボード、メラミン化粧版、コンクリート、麻、コットンなど・・・・様々です。その中でも私たちは「木材」を主として家具の製造を行っています。

木材の種類

木材にもさまざまな種類があり、どの木材を選ぶかはお客様の好みとなります。 今日本でよく見られるのは、オーク材(ナラ材含む)、タモ材、メープル材、ウォールナット材、チーク材、チェリー材、パイン材などです。ウォールナットやメープル材は価格も高く高級材となります。
私たちはそんな数ある品種のなかから「パイン材」を選びました。 なぜパイン材なのか?をご説明する前に、 なぜウォールナットやメープルなどの高級材ではだめなのか?をご説明します。

なぜウォールナットやメープルなどの高級材ではだめなのか

結論からいうと、高級材で総無垢の家具を作ることは一つの芸術作品を作るようなものだからです。 オーク材やウォールナット材、メープル材で本物の総無垢の家具を作れば家具1台100万を超える価格となります。 それがオーダーメイドの家具となれば、150万~200万を超える場合も出てくるでしょう。 それはとてもすばらしくいいのですが、
消費者が間違った解釈をしているのが、一部に高級材の無垢を使い、ほとんどのパーツを合板やベニヤ板をつかった家具を
「高級材の家具」として認識している事です。

これは非常に残念な事で、見た目はオーク家具、メープルの家具なのに、中身はベニヤ板でできてたり、棚板は無垢材ではなく、中身のない木材を写真に撮ってその画像を貼り付けたプリントだったりします。一番見えない背板はもちろんベニヤ板。。引き出しは安い桐材を使っています。このような家具は本物の家具とはいえず、まして使っていくほど魅力が出て、アンティークに変わり、最後には土に還ることができる本物の家具ではないのです。

パイン材を選んだ理由

それに比べ、パイン材は価格的にも高級材ではないので比較的安く、総無垢の家具をつくっても芸術的価格にはならない。日々の暮らしのなかに取り入れることがしやすいのです。
ただ、パイン家具と名が付くもの全てが総無垢とは限りません。実際のところ日本の市場に出ているパイン家具の約7割ほどが合板を使ったパイン家具です。 (もちろんRUSTIC TWENTY SEVENのパイン家具は総無垢となります。。。)

パイン家具の良さは 総無垢で熟練した技術を持った日本の職人が家具を作っても、入手しやすい価格であることが一番です。 また、パイン材の色の変化は使う程あめ色に変化していきすばらしい風合いになり、特徴的な節も自然の息吹を感じさせてくれ気楽に長く使う事ができます。
高級材とパイン材・・・どちらを選ぶにしても、しっかり家具の構成する部分を見た上で選ぶことが望ましいといえます。

無垢のパイン材の注意点

● 材がやわらかく、キズが付きやすい
● 狂いやすい
● たまに節が抜ける場合がある。
● 材によって稀にやにが出る場合がある。
などです。ご理解の上御検討下さい。

Vol.02「一生使いたいのか 流行を追って買い換えるのか」

答え

家具を購入する基準を考える

家具を購入する際、何を基準に購入するのか考えてみました。
デザイン、サイズ、品質、価格、ブランド・・いろいろ選択要素はあると思いますが根本的にその家具をどのくらいの期間使うかという事はあまり考えられていないようです。
戦後、アメリカ的な文化が日本に急速にはいってきて大量生産大量消費の時代がおとづれました。おかげで生活は豊かになり今現在は物があふれています。高度成長とともに日本の家具製造、小売業は本物の家具を創るということからかけ離れ大量生産を掲げた合理化のもと、合板を使った家具を作り(提供)続けてきました。これはどういうことを意味するのか・・・

「使い捨ての家具」の大量生産

いわゆる 「一生使える家具」ではなく「使い捨ての家具」を大量に生産していることを意味します。外見のデザインを重視し、家具自体の品質は追求しない。またその家具を消費者も受け入れてきました。 この問題は、現在も同じでより状況は悪化しているのでないでしょうか?
私たちはインテリアのプロという立場上、日本の様々なメーカーの家具、ショップの家具を見てきましたが 現在の日本の家具市場は流行を追い、デザイン重視の家具がほとんどだといえます。

RUSTIC TWENTY SEVENの家具をおすすめできないお客様

まずお客様が、どのくらい家具を使っていきたいか決める必要があります。
下記のようなお考えのお客様は私どもの家具はお勧めできません。

● 時代によって流行もかわるから、その時の流行を取り入れたいお客様
● 木の家具にこだわらないお客様
● 家具をただの消費材としてお考えのお客様
● 木の性質(割れや反り、収縮)をご理解いただけないお客様
● パイン材特有の節ややわらかさをご理解いただけないお客様
● どこよりも低価格の家具をお探しのお客様
●  1mmの隙間や、傾きも許せない完璧な家具をお望みのお客様
などです。ご理解の上御検討下さい。

RUSTIC TWENTY SEVENの家具を自信を持っておすすめできるお客様

逆に下記のようなお考えのお客様には自信を持ってお勧めします。

● アンティークになるまでずっと使っていきたいとお考えのお客様
● 本物志向のお客様
● 合板やベニヤ等を使った家具を好まず、総無垢の家具をお探しのお客様
● 大量生産品にはない世界に一つの深い味わいの家具をお求めのお客様
● 木が好きなお客様
● 品質をお求めになるお客様
● 環境に気をつかっているお客様

ヨーロッパには物を大切に長く使うという習慣があります。これは、本当に良い物を修理しながら長く使っていく事で 物の価値や大切さを後世に受け継いでいっているのかもしれません。 そして長く使える物として本物であることです。
アメリカ的文化が色濃く入っている我々日本人にとって、どちらをとるかはお客様ご自信の価値観に委ねられます。 私たちは家具の購入を通じてすこしでも家具選びのお役に立てればと考えております。

Vol.03「どうして合版はだめなの?」

答え

家具を構成する素材は様々なものがあります。ガラス、アルミ、MDF、ベニヤ、合板、そして木材・・・どの素材を選ぶかで家具の印象は変わってきます。今回は主に「木」の家具といわれる家具に使われる、無垢材(集成材を含む)と合板の違いについてお話いたします。

合板とは

無垢材と合板の違いは、本物なのか偽物なのかという事は「Vol.002」でお話しましたが、どのような違いがあるのでしょう。そもそも合板とは木材を薄く剥がした板を積み重ね接着剤で張り合わせて一枚の板としたものです。また、木理の整った薄板(突板)を貼った物やさまざまなパターンを印刷した紙を合板に張った物を化粧合板と呼びます。これらの合板は現在市場で販売されている家具やキッチンのほとんどに使われておりコストの削減化や効率化といった流れからもてはやされてきました。

合板の特徴

確かに無垢材に比べ安く、塗装も均一に行え、狂いが出ない事はすばらしいことかもしれません。ただ、使っていくと次第に合板のもろさを実感する事となります。合板は紙に印刷した木目を、木材のくずを寄せ集めて作られたものに張っているだけの偽物の木のような素材です。紙の印刷物は時とともに剥がれ、劣化していきます。内部が空洞もしくは木材のかき集めの為キズがついても削る事ができません。修理できない為、使用によって付くキズは汚く、ひどい物だと穴が開いてしまうことも・・・

無垢材の良さ

無垢の場合は木本来の呼吸活動により動く事はありますが、いくらでも削る事もできますし、修理もできます。合板のように水分が入ったところが膨れる事もなく使っていけば、味わい深い色に変化していきます。 それが無垢材のよさでもあります。
人間は効率化の為に合板を生み出しました。その結果大量の接着剤や化学物質を使い、環境を汚染しているのです。 無垢材を使う事は、環境にやさしい取り組みといえます。
私どもが総無垢のパイン家具にこだわるのは合板の良いところも悪いところも知っているから・・ 多少の狂いは覚悟しても長く使える総無垢材の家具を私どもはお勧めします。

Vol.04「家具の裏側を見るのがポイント」

答え

良い家具の見分け方

良い家具かそうでないか。本物の家具か偽物の家具か。これらを見分ける方法は意外と簡単です。ショップに行けば家具を見ることができますし、インターネットのショップや通信販売の場合は裏側まで写真などで見せているお店で購入するのが望ましいでしょう。もし、本物を使った家具をお求めになりたい場合は、最低限引き出しの中と、家具の背中を見ておく必要があります。それは、うわべだけきれいに仕上げて、いかにも良い家具に見せている家具がほとんどだからです。

近年出回っている家具の実情

ここ10年の間に、日本の家具産地である九州の大川や広島の府中、飛騨、北海道の旭川、首都圏の家具ショップ、アメリカ、イギリス、見本市など沢山の家具をみてきました。沢山の家具を見ていくと、いいデザインの家具に出会います。でもそのほとんどが「見た目」の家具であり、中身は本当にひどい家具でした。合板の家具やプラスティックの家具に魅力を感じる方もおられるので全てが正しいわけではないのですが、無垢の木の家具にこだわるのならとても信じがたい実情です。

「ごまかし家具」の見分け方

①引き出しの組み手と底板を見る
②棚板の小口を見る 
③家具の内部を見る 
④家具の背中を見る
…です。

特に背中を見れば、無垢で作られているかが一目で分かります。これは一番人目に付きにくい箇所で、無垢板を張る場合収縮を考えて貼り付けなければならず、さらに材料もいる事から手を抜きがちな場所であるからです。また、背中を見れば、天板や側板の小口が丸見えになりますので、無垢なのかそうでないのかも見分けがつきやすいのです。

イギリスのアンティークパインなどはほとんどが無垢板張りで、背板も100年の歴史を感じさせる風合いになっています。合板を使うのは近年の合理化の影響が大きいのだと思います。一生ものの家具をご購入の場合は是非、家具の中、裏側を見てみるといいかと思います。

見分けるポイントは家具の裏側…

Vol.05「蟻組みにこだわる理由」

答え

長く使える良い家具は細工も手が込んでいます。今回は引き出しを例に挙げます。

引き出しの強度の重要性

引き出しは、チェストの場合であれば洋服、テレビボードの場合であればDVD、カップボードの場合であれば食器や調味料などを収納する便利なものです。この引き出し、一見こだわるところがないように見えますが家具の中でとても大切な部分でもあります。頻繁にご使用する引き出しがしっかりした物でないと、使う程痛みも早い事になります。特に合板を使った物や底板が薄い場合は注意が必要です。よく、引き出しをつかっているとそこが抜けて使えなくなったという声を聞きます。

引き出しの接合部

また、引き出し一つで作り手の力量が分かる繊細な部分でもあります。お店に行き、家具を選ぶ際には是非引き出しを開けてみてください。引き出しを開けておもちゃのように抵抗なくカラカラっと引き出せる物は注意が必要です。また、引き出しの前板と横の板の継ぎ目を見ることを忘れてはいけません。日本のほとんどの家具がビス止めか、ダボとボンドで組んだ物がほとんどなので接合部は蟻組みのような組あとは見られないでしょう。

蟻組は手間がかかる

ダボとボンドで組んだ場合は必然的に前板と横板に負荷がかかるため使用していると緩んできます。重い物を引き出しに収納している場合は破損しやすいでしょう。
RUSTIC TWENTY SEVENが採用している「蟻組み」は一つの引き出しを作る手間が掛かりますが、末永くつかっていける引き出しが出来上がります。蟻組みでしっかり組む事により前板の緩みも発生しません。
アンティークパインなど、100年たっても使い続けられる家具を見てみるとやはり蟻組み(当時は手で蟻を作っていたようです。)なのはうなずけます。

Vol.06「地球環境を考える家具選び」

答え

ECOという言葉がどの業界でも聞かれるようになり、地球環境への関心が高まりとても良い事だと感じています。 では家具を選ぶ際にもすこし注意してみるのも良い家具選びのポイントだと思います。 地球環境に良い家具とは、

①有害な接着剤を使っていない
②有害な塗料をつかっていない
③接着剤の量が少ない
④塗料に含まれる化学物質が少ない
⑤ゴミを出さず使い捨てでない
⑥自然素材である
⑦再利用できる


などが考えられます。 家具購入の際には以上の項目を考えながらお選びいただくことがECOにつながっていきます。 上記からもわかるように総無垢の家具を使うということは、地球環境にとても良いことです。 もちろん、家具を構成するすべてにおいてまったく化学的なものがはいっていないわけではありませんが明らかに、合板のものと比べると、自然素材の面や、再利用、接着剤の量などで無垢の家具を使うことがどれだけ良いことかわかります。
無垢の家具は最終的には土に還っていきます。 ぜひ皆さんも家具を選ぶ際、ECOについて考えてみてください。

エコファニチャーについて

Vol.07「塗料を考える」

答え

現在の塗料の傾向

家具の仕上がりを左右する塗料。現在ではいろいろな塗料が溢れており、それぞれ特色があります。 また現在では自然志向の高まりから、植物性の油を使った浸透性のオイルが普及し家具の仕上げにオイルを塗布した 商品も多くなってきました。
それでも、大量生産の影響で明らかに人体に有害なウレタンなどの化学塗料をつかっている家具が多いのが現状です。

ウレタン塗料

さて、家具を選ぶ際に塗料に関して気をつけなければならない点では、どのように家具と付き合っていくかを考えなければならないと思います。 前回でも触れましたが、もし家具を消耗品として考え、5~10年サイクルで買い換える場合は化学的なウレタンなどの塗料で塗装された家具を選ぶほうがいいと思います。ウレタンを塗布すれば、傷はつきにくく、輪じみなどの跡もつかず5年ぐらいはきれいに使うことができるでしょう。 ただ、それは木で作られた家具の場合家具の呼吸を妨げていることを理解しておく必要があります。

ウレタン塗料のマイナス要素

もし、家具を消耗品ととらえず一生使っていく生活のパートナーとして考えている場合はやはり自然または自然派塗料を使う必要があります。 さきほどのウレタンの場合は、木の表面に幕を作るため木の呼吸をさまたげてしまいます。これは人間の皮膚にビニールを巻きつけるのと同じことで 皮膚・木にとって良いことではありません。また、ウレタンの場合傷はつきにくいのですが、使用していくうちにそれなりに傷はついていきます。 そのついた傷はウレタンの層をはがさない限りとることはできません。つまり、メンテナンス面で大変使いにくいものです。 短期的には良くても長期的な使用には適さないそれがウレタン仕上げです。

自然塗料

逆に、自然塗料を使えば、家具は呼吸をすることができ生きることができます。傷やしみがついたとしても膨らましたり削ったりできるのです。 削れば新しく木の細胞があらわれ、また塗装する。その繰り返しで家具は世界に一つしかない独特の風合いをもつ一品となりえます。
いま、傷がついてもいいではないですか。
お子様が落書きしようがいいではないですか。
その家具は生きています。生きていることはなんどでも新しく 生まれ変わることができます。ありのままの自然を感じ、家具を使うことが長期的には得をすることになると私たちは思っています。

Vol.08「ワックス仕上げとオイル仕上げ」

答え

オイル仕上げの特徴

パイン家具の塗装には主に、オイル仕上げの場合と、ワックス仕上げの場合があります。(この場合ウレタン塗装は省略します。)ともに有害物質がすくない自然塗料ですが、施工方法や仕上がりがまったく異なりますので注意が必要です。まず、広く一般的に使われているオイルから説明します。オイルはオスモ社やアウロ社、ワトコ社、プラネット社など沢山のメーカーが供給しています。オイルの特徴は素人でも簡単に塗装ができる点と施工時間がかからないことです。
オイルの場合、オイルを木部に塗布しすぐウエスでふき取る事でパイン材を着色する事ができます。1回でも十分に着色されますが、2回、3回行うとより良い仕上がりになります。施工が簡単な為大量生産に向いておりますが、木目が極端に目立ちすぎるなど安っぽい仕上がりになるのは避けられません。

ステイン&ワックス仕上げの特徴

それに対し、ステイン&ワックス仕上げは、イギリスの伝統的塗装方法で蜜蝋のワックスを塗布する事により、光沢のある美しい仕上がりとなります。こちらはあまり日本では市販されている物が少ないですが、例を挙げると「BRIWAX」が有名ではないでしょうか。
仕上がりが美しい為パイン家具を高級な仕上がりにする場合適しますが、施工時間がかかりすぎることや、施工方法が難しい事など問題点もあります。オイルが素人でも簡単に塗装できるのに対し、ステイン&ワックス仕上げの場合はそれなりの経験が必要になってきます。

ご家庭でのお勧めの塗装

お客様が自分自身で塗装される場合などはオイル仕上げをお勧めします。 高級な仕上がりのパイン家具をご希望の場合はステイン&ワックス仕上げがお勧めです。 ※キズやわじみに関してはどちらの塗装方法でもつく場合がありますのでご注意下さい。

Vol.09「手作業での塗装と機械を使った吹きつけ塗装、どちらがいいの?」

答え

パイン家具をより良い仕上がりにするためには「ステイン&ワックス」がお勧めとVo.08で解説しましたが、今回はその塗装方法についてすこし解説してみたいと思います。

ステイン&ワックスの塗装方法(スプレーガン)

ステイン&ワックスの塗装方法にも2つの方法があります。それは一つ一つ手作業で行う場合と機械(スプレーガン)を使う場合です。
まず機械で行う塗装は文字通りスプレーガンにステインを入れ、均一に吹き付けます。その後スプレー用のやわらかいワックスを同じようにスプレーする事によりムラのない均一な仕上がりとなります。短時間に多くの家具を塗装する事ができるため、現在ほとんどのパイン家具メーカー(イギリス、日本問わず)が機械塗装を用いてます。

ステイン&ワックスの塗装方法(ハンドワックス)

機械とは反対に、一点一点手作業で塗装を行うハンドワックスは、ステインの塗布からワックスの塗布ふき取り、磨き上げにいたるすべての工程を手作業で行うものです。手作業で行うことにより、機械吹きつけの塗装に比べ均一さは欠けますが機械塗装にはない奥深い色合いに仕上がります。また、ハンドワックスの場合一定の技術を要する為、素人の方では塗装が難しいという点もございます。一日に仕上がる家具の量が限られる為大量生産には向かず、価格的にも割高となります。

お勧めなのは…?

本物を追求してゆくと、やはり手作業のハンドワックスをお勧めしますが、家具の塗装の機械的な均一感や価格の値ごろ感から考えれば機械塗装のパイン家具が普及しているのも当然といえます。

Vol.10「パイン材のお話」

答え

20数年前から日本でもカントリーブームの影響もありパイン材を使った家具が市場に出回りはじめました。 その多くは無垢のパイン材と合板を使った日本の一般家具的なものであることはあまり知られていません。

パイン材の種類

さてそのパイン家具(カントリースタイルの場合はカントリー家具)に使用するパイン材には様々な種類があり 世界的に見ても50種類以上あるといわれています。 日本でよく使われるパイン材は北欧のレッドパイン、カナダのロッジポールパイン、ポンデロサパインなどで 寒い地域のパイン材は年輪が詰まって美しく、暖かい地域のパイン材は価格的に安いが、育ちが早いため年輪の間隔が広く 寒い地域のパイン材にくらべどうしても劣ってしまいます。
このようにパイン材の種類によって、品質にもかなり影響しますのでパイン家具を選ぶ際にはパイン材の種類を分かっておくことが大切です。 合板をつかっている家具は論外ですが。。。

高級な「ホワイトパイン」

総無垢のパイン家具のなかでもよりグレードの高いパイン家具をお探しの場合、ホワイトパイン材を使ったものがお勧めです。 ホワイトパインは、他のパイン材に比べ節が少なく木目が上品なのが特徴ですが、その美しさは塗装をする上ではっきりとわかります。 カナダでは高級パイン家具に使用され、年々入手が難しくなっていることから、価格も高価となりますが一生ものの家具と思えば 良いパイン材を使った総無垢のパイン家具も選択肢に入れてみるのもいいかと思います。

Vol.11「家具の搬入経路のお話」

答え

家具を選ぶ際にぜひご確認いただきたいのが、ご自宅の家具設置場所までの搬入経路です。 家具の大きさやノックダウン可能かどうかで、搬入の方法は異なりますが ノックダウンできない場合で、廊下が狭い場合や2階、3階に搬入する際特に注意が必要です。
ご購入の際は、家具のサイズとご自宅の廊下の幅や階段幅、または道路からご自宅玄関までの障害物の有無など 確認することが望ましいでしょう。

Vol.12「お子様の学習机を選ぶ ―品質を考える―」

答え

お子様の学習机選び。お子様にとって、またご両親にとって心ウキウキする一大イベントです。巷にはさまざまなメーカーがいろいろなタイプの学習机を販売しています。 まず、学習机の選ぶポイントを挙げると、

①デザイン
②サイズ
③色
④素材
⑤実用性
⑥価格
⑦コーディネートしやすさ

などが挙げられます。机を短期的な消費財として考えるならば、一般的な家具屋さんで販売している学習机でも十分といえるでしょう。価格もお手ごろの物もたくさんあり見た目もお洒落なデスクが揃っています。

一般的な学習机の欠点

ただ、一般的な学習机は大量生産品が多く、中国やアジアで安く作られており品質的に落ちるのが欠点です。長く使うにはお勧めできません。もし、短期的でなく大人になっても使え古くなっても価値が下がらない物をお探しの場合は「品質」や「素材」を重視する必要があります。 総無垢材で造られた学習机は一般的な学習机に比べるとすこしお値段がはりますが、後々のメンテナンスのしやすさなども考慮に入れると、経済的な選択肢となります。

Vol.13「お子様の学習机を選ぶ ―素材を選ぶ―」

答え

まず学習机の素材選びから見ていきましょう。 総無垢のデスクを選ぶかそうでないかは前回記載したとうりです。 今回は総無垢材のデスクを選ぶ際に選択肢に入れなければならないことについてお話いたします。

木材を選ぶ

まず、デスクの木の材料をどの樹種にするのかです。
一般的に高級材として珍重される、オークやウォルナット、メープルなどはとても硬く傷がつきにくい材料です。 ただ、価格が張るためデスク一台分を総無垢材で作るとなると一般的な価格帯では出来なくなるのが現実と言えます。
現在市場にあるオーク材などの高級材を使用した家具でもほとんどが合板を使っているのはコスト面の問題があるからです。 名木であるがゆえに、その出来栄えもすばらしいことと思いますがお子様のデスクにするにはすこし贅沢品なのかもしれません。。

デスクに適したパイン材

総無垢のパインデスクはその点、とても使いやすいデスクといえるでしょう。 もともとそんなに高級材といえる材ではないため、総無垢の家具にした場合でも驚くほど高額にはならずそれでいて、使うほどに家具の風合いが変化していく魅力もあわせもちます。
お子様も小さいうちは、必ずといっていいほど落書きやへこみ傷をつけてしまうものです。 でも、パインの総無垢のデスクであれば簡単に削ることが出来、落書きや傷をなくしまた新しくご使用できるというすばらしい利点があります。
高級材がいいのか、気楽に使えるパイン材がいいのかはお客様次第です。

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Vol.14「お子様の学習机を選ぶ ―デザインについて―」

答え

次に、学習机のデザインについて考えてみましょう。
大まかに分けると、2タイプに分かれます。一つはテーブルのような4本脚つきのタイプ。 もう一つは、キャビネットが付いた袖タイプです。

2つのデスクタイプ

4本脚のタイプはあまり「学習机」といった感じがせず、将来のライフスタイルの変化に応じて使い方を変えることが出来るといったメリットがあります。 学習机としての役割が終わっても、パソコン机として、またちょっとしたカフェテーブルとしてなどフレキシブルに使うことが出来ます。

もう一方の袖タイプは、片側にキャビネットが付いた「片袖タイプ」と両側にキャビネットがついた「両袖タイプ」があります。両袖タイプはかなりの幅を必要とすることから あまり学習机としては向いていません。どちらかというと片袖机の方が学習机には向いているようです。4本脚のデスクとは違い、重厚感があり将来にわたりデスクとして 長く使っていけるタイプです。引き出しもデスクに組み込まれており収納面においてもメリットの大きいデスクです。

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Vol.15「お子様の学習机を選ぶ ―ブックスタンド―」

答え

学習机のデザインには大きく分けて2種類のタイプがあるとご説明しましたが さらに、組み合わせ方によっていろいろなデスクを選ぶことが出来ます。

デスクだけでなく、デスクの上に本棚を組み合わせるタイプやベッドと一体になったタイプなど様々です。
その中でも、ブックスタンドとの組み合わせは教科書などの収納に便利です。ただ、あまり背の高いタイプのブックスタンドを 組み合わせると、うっとうしくなることもありますので注意が必要です。
やや低めのもので、窓際においても日の光を取り込みやすいタイプがお薦めです。
また、ブックスタンドへの教科書の収納にも限りがありますので、お子様の成長に合わせ本棚をうまく活用することでスッキリとしたデスク周りになります。

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Vol.16「チェアの高さのお話」

答え

チェアーの高さとテーブルの高さ関係。
チェアーの座面(座る面)とテーブルや机の甲板面との高さの差を差尺(さじゃく)といいます。 この差尺は、甲板面での作業や食事の際に、疲れにくい姿勢を保つ為の重要な要素であり、おおよそ座高の1/3から2~3cmを引いた寸法がよいとされています。
テーブルはチェアーと比べると比較的制約が少ない為、チェアーとのコーディネートに応じて特注で製作することも選択肢の1つです♪

Vol.17「木の収縮のお話」

答え

なぜ木(無垢材)は収縮するのか?
木の生理的な役割は根から葉に水を運ぶことです。したがって木は大量の水を保持できるように作られています。 木の含水率は水をまったく含まない状態の重さを基準にして%で表します。立木では200%以上の含水率である事が多いです。 木を放置しておくと乾燥してその場の温度と湿度によって含水率が変わってきます。 含水率が30%以下になると木は収縮します。

総無垢の家具の場合こうした木の呼吸活動によって、狂いが出たり、割れがおきる事があります。 しかし、無垢材であれば削ることができるし、修理もできます。 またこのような生きている木の変化が、年月と共に味わい深い家具へと変化していくのも事実です。

Vol.18「キッチンのワークトライアングルとは?」

答え

最近、キッチンのお問い合わせを多くいただいております。
キッチンでは準備→調理→配膳→後片付けの一連の作業がスムーズに行われるようにするために、設備の配置が重要なポイントになります。 シンク、コンロ、冷蔵庫を結ぶ線をワークトライアングルといい、この3つが適度な距離でうまく配置されていると、作業動線がスムーズになり、調理もはかどります。1辺の長さは2~3歩ぐらいにとどめ、コンパクトに動けるようにするとよいでしょう。 日本人の場合は、三辺の合計が3600~6600mm程度が使いやすいとされています。

Vol.19「健康と安全のお話」

答え

家具を選ぶ上で、その家具はどのようなもので作られ、人体にどのような影響があるか気になるところです。 シックハウス症候群という言葉を聞いた事があるかと思いますが、別名新築病と呼ばれ、新築住宅や増改築住宅に入居した人々が新建材などから発生する化学物質によって様々な健康障害を引き起こされることをいいます。
合板、パーティクルボード、MDFなどの接着剤から発生するホルムアルデヒドは、アレルギーやアトピーそしてガンの誘引物質とみられています。 そばに置いて使う家具だからこそ、安全なものを使いたい。
無垢材(無垢集成材を含む)や、使用する接着材もF☆☆☆☆(フォースター)認定のものにこだわり、安心していつまでも使っていただきたい。
一生お使いいただく家具だから、安全面への意識も大事な要素となります。

Vol.20「ドアクローザーのお話」

答え

RUSTIC TWENTY SEVENではドアの製作も手がけています。
そこで、ドアが「バタン!」と閉まるのが嫌という方にお勧めなのが「ドアクローザー」です。
ドアクローザーとは、開いたドアをゆっくり自動で閉める装置のことで ドアチェックともいいます。 風などでドアが急激に閉まるのを防いだり、閉まる時の音を小さくしたり、 指を挟むのを防いだりします。 小さいお子さまがいらっしゃる場合など、 安心ですね(^^)
ほとんどのものが閉まるときのスピードを調整できるようになっており、 マイナスドライバーで簡単に調整できます。 本体は、ドアに装着しバネ仕掛けの腕をドア枠に固定して、スプリングと 油圧の力でゆっくり閉まるようになっています。

Vol.21「キッチンのレイアウトのお話」

答え

Vol.18でキッチンの動線を記すワークトライアングルの説明をいたしましたが、今日はI型キッチンのクッキング作業のフローと標準寸法をご説明いたします。 使い勝手の良いキッチンは、作業フローに従ってレイアウトされ、動線に無駄がなく、収納なども豊富です。

Vol.22「ドアの形式のお話」

答え

ドアにも開く・引く・回転する・折りまげるなど様々な形式があります。
その中でも開くドアと、引く引戸が多く用いられています。 扉としては片開きドアが最もよく使われています。他の開きドアでは、両開きドア・親子ドアなどがあります。 引戸は開閉のためのスペースや労力が少なくてすみ、ドアクローザーや戸当たりがいらないなど、日本の狭い空間では利点が多く、うまく空間活用ができます。
pinedoorfactoryではこれらの形状すべてに対応しておりますので、空間・イメージに合わせてオーダーいただけます。 (デザイン・形状によってお作りするのが難しい場合がございます。)

Pine Door Factoryを見る

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